国の借金838兆50億円 昨年末 国民1人当たり656万円 2月26日8時26分配信 フジサンケイ ビジネスアイ
財務省は25日、国債や借入金などを合計した「国の借金」が2007年12月末現在で838兆50億円になったと発表した。前回公表の9月末現在に比べて4兆3068億円増え、過去最高を更新した。2月1日現在の推計人口(1億2776万人)で割ると、国民1人当たりの借金は約655万9000円で、3カ月間で約3万3000円増えた計算になる。
財務省では、国際通貨基金(IMF)の基準をもとに国債と一般会計や特別会計からの借入金、為替介入資金などにあてる政府短期証券(FB)などの国の借金残高を3カ月に一度公表している。
12月末現在の内訳をみると、歳入不足を補うために発行する普通国債が9月末に比べて3兆3653億円増え、534兆5145億円となった。特殊法人向けに発行する財投債などを含めた国債残高は678兆6416億円に達し、3兆9639億円増えた。
借入金は1199億円増の57兆366億円。FBは2229億円増の102兆3269億円だった。
国の借金は9月末に4年ぶりに減少したが、FBの一部償還による一時的な減少で再び増加に転じた。 (Yahoo! Newsより)
いや、多いのは分かるんですけどね。 はっきり言って、一人当たりに直されても意味がないんじゃないかとしみじみ。 まず、一人当たりってことは0歳児(うちの子もそうですなぁ)も含めて、全ての人口で割り算した結果。 つまり、子供二人、配偶者も扶養対象となっている家の場合は、その四倍ということです。 が、これだとそれはぱっと見分からない。 さらに。 当たり前ですが、収入の大小によって実質負担すべき金額が違ってくる。 年収400万の人と、年収2000万の人では、意味が違う。 やるならまず、納税額に対する比率(間接税は別)を出して、例えば年収100万当り借金がいくら、とかすればまだ分かりそうなもの。 やられたら最後、冷や汗モノの数字が出るでしょうけど。
まあどっちにしてもここまで破綻させたのは代々の日本の政治の責任ですが、特にこれを助長したのは他ならぬ小泉なんですけどね。 彼が首相をやってる間『だけ』でこの国の借金は実に150兆円(!)以上も増加してます。 まあ彼一人のせいじゃないけど、それでも一代の首相がこれだけ借金増やした例は、世界中見て回っても稀有だと思います。 ただなぁ……なんつーか、頭にくることに、小泉って『カリスマ性』だけはあるんですよねぇ。 最近また出張ってきてますけど、明らかに今の福田首相とかとは違う。 まあこれに有権者がだまされたわけですが。 とりあえずまっとうに考えたら、消費税とかで消費冷え込ませたら論外だと思うんですけどね。 法人税の減税が消費の増加に与える影響は微小です。 浮いたお金は企業が使うか、あるいは投資にまわされるのが大半だから。 結局お金を使う人が多くなければ市場は浮揚しないんですから。
2008/02/26(Tue)
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