エルトシャン

私も誇りあるアグストリアの聖騎士。どうせ滅びるなら戦って滅びたい。


 獅子王とまで謳われるノディオンの王。アグストリア最強といわれているクロスナイツの指揮官でもあり、神器の一つ魔剣ミストルティンの継承者。シグルド、キュアンとは士官学校の同期であり親友でもある。
 シャガール王のグランベル侵攻を諌めようとしたが逆に投獄され、結果としてアグストリアを内戦状態に陥らせてしまう。
 頑迷なまでにアグスティ王家に忠誠を尽くす騎士で、ノディオンの王である以上にアグストリアの騎士であった。だが最後にはシグルドの言葉を信じ、兵を下げてシャガール王に諫言をするが受け入れられず、処刑される。
 その前に妹ラケシスに妻グラーニェと息子アレスのことを託し、大地の剣を預けた。



クラスパラディン(Lv20)/パラディン(Lv25)
指揮官Lv☆5
パラメータ HP 魔力 速さ 幸運 守備 魔防
1章 60 15 15 15 15 15
3章 65 22 18 20 24 20
個人スキルなし
所持品魔剣ミストルティン・鋼の槍(1章時のみ)/3000

 とにかく魔剣ミストルティンと指揮官レベル5が凶悪です。このせいで、クロスナイツは前半最強の部隊ですから。エルトシャンに戦闘を仕掛ける場合は、反撃を受ける確率のないように射程2で戦うか、さもなくば「見切り」のあるキャラで戦いを挑みましょう。でなければ魔剣の餌食になります。必殺が出た場合、この段階ではほぼ例外なく殺されます。
 順当に行くならラケシスでの説得が確実。さすがにエルトシャンはラケシスには戦闘を仕掛けないようなので。ただし、配下のクロスナイツは容赦がないですので、ラケシスがまだクラスチェンジしていなければ気を付けましょう。
 彼はスキルなしなのに、息子であるアレスは「追撃」「連続」「待ち伏せ」を持っています。ということは奥さんが?(汗) でも実際エルトシャンにこれだけのスキルがついていたらかなりシャレにならないです、ホントに。
 誇り高すぎて、そして騎士でありすぎようとしたがゆえに己を見失ってしまっていた、そんな気がします。あと、自分とラケシスのことはどう思っていたのでしょうね。まあ多分気にしていなかったんだろうな、と思うのですが。自分にも他人にも厳しくあろうとする人って気がします。でもラケシスにはどっか甘そう・・・(笑)



 登場時24歳。グラン暦733年生まれ。グラン暦758年死去。享年25歳。シグルドと同じ年齢ですね。
 『永き誓い』『風の道標』と猛威を振るっております、彼(笑)
 ミストルティンを持ったエルトシャンはこの段階ではほぼ最強。おそらくティルフィングを持ったシグルドよりもわずかに強いでしょう。アイラやレヴィンではまったく歯が立ちません。
 政略結婚で結ばれた妻のグラーニェですが、結婚してからとても相性が良くて非常に仲睦まじく過ごしています。一方で、妹ラケシスのことも非常に気にかけていて、どうもレンスターのフィンが気になっているのは知っているのですが、中々再会の場所を設けられないまま内戦に突入してしまいました。
 最後には王としてではなくアグストリアの騎士としての道を選び、そしてその道に殉じます。王としては、あるいは失格だったといえるでしょう。ただ、その高潔な生き方は後に多くの人々に語り継がれていきます。