アルヴィスとディアドラの子供でセリスの異父弟。その紅い髪は聖戦士ファラの象徴たる色をもっているが、暗黒神ロプトウスの力を継承する魔皇子である。圧倒的なその闇の力は、父である皇帝アルヴィスすら手が出せない。本来は優しい性格だったのだが、マンフロイによってもたらされた黒の聖書、ロプトウスの魔道書によって人格が豹変。子供狩りなどを実行する冷徹な存在になる。
だがそれでも、本来の優しい性格はまだ残っていたのだが、グラン暦776年の末頃、高熱を発して倒れ、以後は昔の人格はほとんど消滅してしまった。おそらくこの時に完全に覚醒したのだろう。
その後、イシュタルやアリオーンなどを従え、解放軍と戦うが、最後は双子の妹であるユリアの力、光の神魔法ナーガによって滅ぼされる。
クラス | ダークプリンス(Lv30) |
指揮官Lv | ☆5(10章)/☆3(終章) |
パラメータ |
HP |
力 |
魔力 |
技 |
速さ |
幸運 |
守備 |
魔防 |
10章登場時 |
80 |
15 |
30 |
27 |
27 |
15 |
25 |
30 |
終章登場時 |
80 |
15 |
25 |
27 |
27 |
13 |
25 |
30 |
成長率 |
25% |
5% |
45% |
10% |
45% |
45% |
5% |
5% |
神族修正値 |
20+20% |
− |
40+30% |
− |
− |
− |
− |
40% |
個人スキル | 怒り・突撃・見切り(終章時のみ) |
所持品 | ロプトウス・メティオ(終章時のみ)/0 |
成長率は、ユリアとディアドラの数値から計算したもので、絶対正確な数字ではありません(爆)
10章で出てくるユリウスは「見切り」がないため、実はナーガがなくても倒すことは不可能ではありません。ラクチェやスカサハを使えば実は結構楽に倒せます。私はシャナンでやりましたが(笑)
終章に出てくるユリウスは、ほとんどナーガ以外では勝ち目がありません。逆にナーガであればそこそこ成長したユリアなら楽に勝つのですけど。
とにかく攻撃力が半減させられてしまうため、並の攻撃では歯が立ちません。また、10章で出てくるときは、ユリウスがレッグリングを持ってきているので、実はとんでもない速さで移動してくるのです。ホントに怖いです、あれ。終章は動かない代わりにメティオ撃ってくるし(汗)
ナーガ以外で倒すことは一応不可能ではありません。普通には出来ませんが。
しかしどこで魔力5と引き換えに「見切り」を手に入れてきたのやら(笑)
性格的には多分本来はとっても優しい少年だったのだと思います。きっと炎の魔法の使い手で、アルヴィスもいつかユリウスに聖痕がはっきりと現れ、ファラフレイムを継いでくれると期待していたのでしょうね。ロプトウス覚醒後は、不安定ながらも結構実は前の人格とロプトウスの人格が戦っていたのではないかと思います。ただ少しずつ重なっていたのだとは思いますが。トラキア776で何度か見せるユリウスの聖戦とは違う感じは、多分本来の人格なんでしょうね。
終章時17歳。グラン暦761年生まれ。バーハラの悲劇のときは、まだアルヴィスとディアドラが結婚していなかったと思うので、だとすると生まれたのは一年後でしょう。
ユリウスは黒の聖書をマンフロイが持ってくるまでは優しい性格の、利発な少年でした。才気に富み、アルヴィスも後継ぎとして十分な子を授かったと思っていたでしょう。ですがユリウスが10歳のとき、マンフロイが持ってきた黒の聖書によって、ユリウス本来の人格は急速に破壊されていきます。そして、グラン暦776年末(トラキア776の17章、レンスターゲイト)の時に高熱を発し、ほぼ完全に暗黒神として覚醒しました。この時から彼は黒の聖書を持ち歩く必要すらなくしています。
イシュタルは、覚醒前は幼馴染として仲良くしていましたし、覚醒後も本来の性格と、闇の意志の不安定な間で揺れ動きつつも想ってはいました。ですが、完全に覚醒した後は、もはや道具としてしか見ていませんでした。
ユリウスは最後、十二魔将すら倒された後、バーハラの大聖堂でセリス、ユリアと戦い、敗れます。その最後の瞬間、彼は本来の人格を取り戻していました。
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