イシュトー

おまえを危険な目に遭わせたくはないが、他に信頼できる者がいない。すまないな、ライザ。


 ブルームとヒルダの息子でイシュタルの双子の兄。フリージ王国の第一王位継承者。レンスター攻略にかかりっきりになっている父の後背をつかせまいと、解放軍をメルゲン谷で恋人のライザと共に迎え撃つが、勢いに乗る解放軍の勢いを止めることは出来なかった。解放軍の前に恋人のライザともども敗北し、討ち取られてしまう。



クラスマージファイター(Lv20)
指揮官Lv☆3
パラメータ HP 魔力 速さ 幸運 守備 魔防
7章登場時 50 12 19 18 18 14 14
個人スキルなし
所持品トローン・サンダーストーム/3000

 能力的には全然たいしたことありません。さすがに周りよりは遥かに強いですが。
 さすがにトローンの威力は凄まじいので、これには注意する必要がありますが、シャナンやアレスならどうということはない相手です。むしろ、彼の元にたどり着く前の長射程攻撃のほうが厄介かもしれません。
 イシュタルの兄ですが妹が優秀すぎてかすんでいたかな、と思いきや。トラキア776では結構恐れられていましたね。やっぱりフリージ家は強い、ということでしょうか。しかし妹に対するコンプレックスとかありそうですよね、実際には。



 グラン暦760年生まれ。グラン暦777年戦死。享年17歳。
 妹のイシュタルのほうが魔法に優れていることに、昔はコンプレックスがありましたが、軍略に自分の才能を見つけつつありました。そのパートナーがライザです。
 レンスター軍の無謀とも言えるアルスター攻略を退け、そのままレンスター奪還にかかっている父を援護するため、解放軍をメルゲン谷でその地形を利用して縦深陣を布き待ち伏せました。しかし、ダーナも陥落させて勢いに乗る解放軍は、天馬騎士などの舞台も活用し、少数で縦深陣を突破してきました。
 彼の恋人であるライザは黒騎士の刃に倒れ、彼自身は従兄弟と名乗るアーサーという魔道士に敗れ、戦死します。



ライザ

私のことなど気にしてはなりません。イシュトー様こそ、どうかお気をつけて。


 フリージ王国の王子イシュトーの恋人で副官でもある。また彼女自身もフリージ軍の将軍。
 イードを占領した解放軍に対して、ブルーム王が後背をつかれるのを懸念し、自分達で解放軍を食い止めることを提案する。
 雷の魔法の力に長けており、また軍才もありよく部下を統率して解放軍を苦しめるが、解放軍の勢いを止めることが出来ず、敗北、戦死する。



クラスマージファイター(Lv20)
指揮官Lv☆4
パラメータ HP 魔力 速さ 幸運 守備 魔防
7章登場時 46 18 15 12 11
個人スキルなし
所持品エルサンダー/1000

 指揮官レベルが高いので実は見た目以上に強いですが、それでもそれほどの相手ではありません。
 アレスにミストルティン持たせて突撃、が一番早いんじゃないでしょうか。接近してしまえばたいして怖くないですし。
 ここまでの戦いである程度経験をつんできているキャラクターならば、なんら恐れるもののない相手でしょう。
 この指揮官レベルの高さは、きっと相当才能に恵まれていたんだと思います。トラキア776でもかなり評価高かったですし。出てこないけど(笑) イシュトーのことは本当に好きだったんだろうなあ、と思いますね。なんとなくですが。



 グラン暦759年生まれ。グラン暦777年戦死。享年18歳。イシュトーより年齢は一つ上です。
 フリージ王国でも有数の名家の出身ですが、本人の才能もあって若くして将軍となりました。余談ですがトラキア776で出てくるアマルダ将軍の部下であったこともあります。
 その軍才を見込まれ、将軍になりましたが、その後、イシュトー王子に気に入られ、彼の副官となります。また、そう遠からず結婚する予定でしたが、その前に解放軍が攻めてきてしまいました。
 雷の魔法の才能は非常に高かったのですが、イシュトーの副官となったためゲルプリッターには入らず、そのままフリージ王国に留まっていました。
 メルゲン谷の戦いでは、巧妙な用兵で解放軍を苦しめますが、雷魔法をものともしない黒騎士の前に、なす術なく敗れました。