シャナン

私の過ちでディアドラ様を失ってしまった。その日のことは今でも忘れられない。


 イザーク王マリクルの息子にして神剣バルムンクの継承者。イザーク王国がグランベルに侵略される直前、叔母のアイラと共にイザークを脱出。流浪の末、シグルド軍と行動を共にするようになる。
 その後、シグルドの妻ディアドラの失踪に責任を感じ、セリスをディアドラにもう一度会わせるまで守り通す、と誓う。
 リューベック城攻略後、オイフェらと共にイザーク王国へと逃れ、そこで17年間を過ごす。
 グラン暦777年、神剣バルムンクの情報を得たシャナンは神剣を求めてイード神殿へ潜入。ちょっとしたトラブルもあったが無事神剣を入手。以後、解放軍最強の剣士として常に最前線で戦いつづけた。
 聖戦終了後にイザーク王国に帰国。王位を継承しイザーク王となる。その後、彼の指導のもとでイザーク王国は空前の発展を遂げるのであった。



クラスソードマスター(Lv12)
パラメータ HP 魔力 速さ 幸運 守備 魔防
初期値 38 18 22 23 10 13
成長率 80% 30% 5% 20% 20% 20% 40% 5%
神族修正値 40% 60%
個人スキル流星剣
所持品鋼の大剣/5000

 最初から上級職ですが、成長率は悪くはないです。やや速さに難がありますが気をつけていれば問題なく最大値になるでしょう。圧倒的な力を持つ神剣バルムンクがあるので、最初から最後まで最前線で十分戦えます。気をつけなければいけないのは、アリオーンとイシュタルくらいでしょうか。
 神剣がなくても流星剣があるため、大抵の敵は簡単に屠ってくれます。スカサハ、ラクチェと並べて突撃させれば、後には何も残らないでしょうね(笑)
 シャナンの恋人ですが、多分一番多いのはラクチェでしょう。確かに、神剣の修理費を考えると、金を稼げる存在は欠かせません。まあイード神殿のボスから値切りの腕輪を頂くという手もあるのですが。あとはパティ。金稼ぎに関してはラクチェ以上です。あと大技はシャナンにシーフの腕輪。これは凶悪です。
 個人的にはパティがすきなんですよね、私は。というわけでパティ一押し(笑) あとなんかラクチェだとかしこまっちゃいそうな気がするので。
 色々辛い経験をしてきて、実は聖戦でも一番悲惨な一人かも。次々と恩人を失っていきますし。オイフェ以上にセリスのことを心配している気がしますね。戦いが終わったとき、彼はきっとそれまでの全ての呪縛から解放されているんだろうな、と思います。エンディングの感じが特にそんな感じがして(^^;



 登場時6歳。5章終了時9歳。グラン暦751年生まれ。6章開始時26歳。聖戦終了時27歳。
 シャナンは後半で私の一番のお気に入りです。よってひいきされまくり。完全に最強キャラクターになっています。『永き誓い』で主役ですし。
 シャナンにとって、大きな転機はディアドラの失踪です。それまで、ただ守られるだけの存在だったシャナンが、初めてセリスを守るために強くなろうと決意します。そして、その直前に交わしたディアドラとの約束こそが、彼にとって生涯をかけた「誓い」となるのです。
 しかし運命は残酷にもシャナンをもう一人の恩人、シグルドからも引き離します。そしてイザークで彼は同じ年のフェイアという少女に出会います。彼女は、かつてイザーク王室剣術指南役であったオシーンの孫娘でした。
 シャナン達ははじめはイザークの街の近くで、ドズル王国となってからはオイフェらと別れてキエという街で、そして子供狩りが始まってからはティルナノグへと移り住みます。その中で、シャナンはかけがえのない仲間、そして恋人をも失います。その彼を支えていたのは、セリスを守る、という約束であり誓いでした。
 グラン暦776年、セリスが蜂起する少し前に、シャナンはバルムンクを求めて旅に出ます。そして、イード神殿にあることを突き止め、多少のアクシデントがありましたが無事神剣を入手。以後解放軍最強の剣士として戦いつづけますが、実は全力を出したのは神剣を手に入れたときと、最後の戦いだけでした。
 その最後の戦い、シャナンにはあまりにも残酷な再会が待っていました。その悲しみをこえ、シャナンは全ての元凶と対決します。
 聖戦終了後、彼はイザークに戻っていきました。そして2年後の780年、ヴェルダンの王妹パティを王妃として迎えます。