トラキア王国の国王。王としての資質は非常に優れたものがあったが、生まれた国が不幸であった。彼はトラキア王国を富ませようと必死に努力したが、だがあまりにも貧しすぎた。
キュアンと同じく、トラキア半島の統一を夢見て努力しつづけていたが、幾度ものチャンスも逃し、決定的だったグラン暦763年、ついに北トラキア軍を撃破したが、直後グランベル王国フリージ公国の軍に敗れ去り、結局肥沃な北トラキアを手に入れることは出来なかった。
生まれた国が違えば、あるいは歴史に偉大な名を残すほどの資質を持ちながら、運にも恵まれなかった悲運の偉人である。
クラス | ドラゴンマスター(Lv30) |
指揮官Lv | ☆5(5章)/☆4(10章) |
パラメータ |
HP |
力 |
魔力 |
技 |
速さ |
幸運 |
守備 |
魔防 |
5章出現時 |
75 |
21 |
3 |
18 |
16 |
0 |
23 |
5 |
10章登場時 |
65 |
24 |
4 |
21 |
18 |
6 |
26 |
6 |
個人スキル | 見切り・待ち伏せ |
所持品 | 天槍グングニル(5章時)・銀の槍(10章時)/5000 |
5章では実際には戦う機会がないのであまり参考にはなりません。
10章でついに戦うことになりますが、その時は武器は銀の槍です。これでグングニルもって来られたら実はかなり手ごわいです。飛行ユニットでありながら、スキル「見切り」があるので弓も怖くないんです。加えて指揮官レベル☆4もあり、実は並の相手では勝てません。まあイザークの双子とかなら楽に勝てますが。
聖戦でももっとも王らしかった人、だと思います。これでもし生まれたのがバーハラとかあるいはアグスティだったらきっとそれぞれの国を素晴らしい富強の国にしていたでしょうね。国民のことを何よりも第一に考え、国を富ませることを望み、そのために努力して。最後には裏切ることばかり恐れていましたが、それはきっとエスリンを殺してしまったことから始まる悔恨ではないかと思います。聖戦において、もっとも偉大な人物の一人ですよね。
グラン暦731年生まれ。5章開始時29歳。グラン暦777年戦死。享年46歳。キュアンより少し年上です。
貧しいトラキア王国の王子として生まれ、751年、20歳で王位を継承しました。トラキア王国を富裕の国にするために、例え他国にどう思われようとも必死に努力をしてきたのですが報われませんでした。
グラン暦760年、キュアン王子をイード砂漠で倒すことに成功しますが、その時に王子妃エスリンまで殺してしまったことは、彼にとって誤算でした。アルテナを引き取ったのは、無論ゲイボルグを手に入れるという目的もありましたが、罪滅ぼしの意識もありました。後にトラバントはアルテナが南北のトラキアの掛け橋になることを期待していきます。
その後、解放軍の快進撃に乗じて再び北トラキアを手に入れようとしますが失敗、彼はそこに新たなる時代の流れを感じずにはいられませんでした。そして、アルテナに真相が発覚したのをきっかけに、全てに清算する決意を固め、息子にグングニルを託し、解放軍に最後の戦いを挑みます。そしてその中で、キュアンとの因縁もあるフィンとの一騎打ちの末破れ、戦死します。
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