ヴェルトマー公子。アルヴィスの異母弟。アルヴィスが自分の腹違いの弟妹達をことごとく臣下に落とした中、ただ一人だけ公子として、彼の弟となった。というのもアゼルの母親はアルヴィスやアルヴィスの母親に大変親切だったかららしい。
ユングヴィの公女エーディンのことが気になっていて、ユングヴィがヴェルダンに攻撃された、と聞いたときいてもたってもいられなくて親友であるドズル家のレックスと共に兄のいい付けを破ってシグルド軍に参加、しかしそのまま反逆者扱いされてシレジアまで行くことになる。
その後、バーハラでアルヴィスと対峙。そのとき兄弟の間に何の会話があったかは不明。
バーハラの悲劇後はも生き延びているようだが、セリス達の解放軍を見ることはなかった。
クラス | マージ(Lv1)→マージナイト |
パラメータ |
HP |
力 |
魔力 |
技 |
速さ |
幸運 |
守備 |
魔防 |
初期値 |
30 |
0 |
10 |
7 |
9 |
2 |
2 |
6 |
成長率 |
50% |
10% |
10% |
20% |
50% |
20% |
20% |
10% |
神族修正値 |
20% |
− |
30% |
− |
− |
− |
− |
− |
個人スキル | 追撃 |
所持品 | ファイアー/5000 |
とにかく魔力はよく上がります。ただ、最初に使える魔法がファイアーのみで、炎の魔法が重いため、追撃が宝の持ち腐れとなることもしばしば。しかも前半には炎の最強魔法ボルガノンはないので、実質炎Aまで上がっても宝の持ち腐れです。
ただ、炎の魔法の重さに対する救済措置か、素早さの成長率が非常に高く、ある程度成長していければ追撃が有効利用できるようになります。ただ、もう一つの問題として、実は技が上がりにくいのですが。
幸運や守備力はいまいち。まあ魔法系ですから守備力は仕方ないですが。成長のバランスはそれほどは悪くないのですけどね。
恋人はティルテュ以外はあまり考えられません。エーディン恋しさに軍に加わるアゼルですが、エーディンの子供のことを考えると、アゼルより適役はいます。しかしティルテュの子供は両方ともマージであり、しかもアゼルの弱点である技の上昇率が、ティルテュの子供には関係ありません(トードの血)。加えてティルテュの子供にぜひ欲しいスキルが追撃。さらに炎の武器レベルが上がるファラの血。これ以上ないほどの好条件が揃っています。
一応他の候補を探すと、あとはラケシスとエーディン。エーディンはラナの攻撃力がエルファイアーが使えるのでかなり期待できます。あとラケシスはナンナの魔力がかなり上がるため、回復などが便利です。力も問題ないですし。ただ技にかなりの問題を抱えることになりますが・・・(汗)
序盤のイメージは軟弱な子だったんですけど、実は彼もかなり色々悩むところがあるんですよね。アルヴィスのことを恐れていますが、それはあるいは、彼のもつ闇を見ていたのでしょうか。
登場時17歳。5章終了時20歳。グラン暦740年生まれ。グラン暦765年死去。享年25歳。年齢の詳細はフリートーク1を参照してください。
エーディン恋しさに軍に加わるアゼルですが、結局玉砕。その後、幼馴染のティルテュと再会し、やがて結ばれます。もっとも、正式に結婚式を挙げるのはバーハラの悲劇より後です。そのときにはアーサーがいますが(笑)
バーハラの悲劇では何とか生き延びて、先に行ってもらっていたティルテュの元へ行きます。しかしその後、静かに腐敗していく帝国の状況に気付いたアゼルは、単身バーハラへと向かい、兄アルヴィスに真意を問いただそうとします。しかしそれを不都合と感じたマンフロイによって、アゼルは殺されてしまいます。彼が最後に見たのは、遥か天空に輝く雷でした。
性格はやや子供っぽいところがあるが、徐々に成長していく感じですね。一人称が『ボク』というあたりがやっぱり子供かと。エーディンにフラれたことは彼には辛い思い出でしたが、それを紛らわせてくれたのがティルテュだったのです。
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