このページは何かと言うと。 おそらくネット上のFE二次創作でも最大クラスの長さがあるこの『永き誓い』が、実は作品内容に関する説明は一覧にちょろっとあるだけ、あとは創作検索サイトでも主に文字数の都合上、あまりちゃんとした解説もしてなく……特に初めて見に来た人に不親切極まりない、と言うことに(今更ながら)気付きまして……というか人に指摘されたんですけどね(ぉ そゆわけで、ほんと〜に今更ですが、特に初めてここに来る方のために、『永き誓い』に登場するキャラクターやカップリングの解説、それにどの辺りでどういうエピソードが展開されているかを、簡単にご紹介したいと思います。 また、あわせて、あまりいないと思いますが、FE聖戦を知らない人にもわかる解説もおまけしてます☆ |
Fire Emblem聖戦の系譜の概略 ユグドラル大陸、という剣と魔法の息づく大陸。そこは、かつて暗黒神ロプトウスを崇めるロプト教を国教とするロプト帝国によって、恐怖と暗黒に支配された大陸だった。人々も決して、無抵抗ではなかったのだが、ロプト教団の力は絶大であり、反乱は次々と抹殺と云う形で鎮圧されていった。 そしてまた、一つの反乱がダーナという砦を終末の地として、終えようとしたとき、奇跡は起きた。 十二の神々が降臨し、反乱軍の戦士たちに自分達の力と、十二の武器――神器を与えたのだ。そして、彼らは長い戦いの末、ロプト帝国を滅ぼし、戦士たちは大陸の各地を治めるべく、別れていった。 それから百年。東方、聖戦士オードの興したイザーク王国が突如として大陸最大の国家である、光の聖戦士ヘイムの興したグランベル王国の同盟国、ダーナを攻撃、これに対してグランベルはイザーク討つべし、という声が高まり、グランベルは大軍を派遣する。 しかし、この隙を突くように、西方の友好国ヴェルダンがグランベル六公国の一つ、ユングヴィを攻撃、隣国シアルフィ公国のシグルドは、寡兵でありながら、幼馴染のエーディン公女を救うべく、出撃する――。 以上が『聖戦の系譜』のスタートストーリーです。 この後シグルドはヴェルダン、アグストリアと戦乱に巻き込まれてしまい、やがて大きな運命のうねりの中に呑まれていきますが……まあこれ以上詳しくはゲームや小説などをお読みください☆(マテ) |
大まかなあらすじ この話は、聖戦の系譜のゲームにおけるほぼ全編を、主にシャナンの視点で全て描いています。シャナンの視点ですから、最初のユングヴィ奪還や、あるいは前半の話の細かいところ、それに後半開始直後などは逆に描かれていません。ただ、それ以外はほぼ全編を描いています。ゲームでは語られていない、前半と後半の間の十七年間についても、そこそこ割いて描いています(ここはほぼオリジナルです)。 また、そういう話の都合上、シャナン、およびその周辺のキャラクターの恋愛関係(あるいは結婚話等)についても、少なからず登場します。よって、好みのカップリングと違う、などということは十分に考えられます。その辺り、今作品に登場するカップルについて列挙しますので、十分に注意してください。といっても、あまりそういう話には重点を置いていませんので、むしろそういうカップリングの話を期待されて読むと、逆に期待はずれとなる可能性もありますのでご注意を……。 ○シグルド×ディアドラ ○ホリン×アイラ ○フィン×ラケシス ○シャナン×パティ ○ヨハルヴァ×ラクチェ ○スカサハ×ユリア ○セリス×ラナ ○アーサー×フィー ○ディーン×リノアン ○セティ×ティニー ホントにちょこっとしか出てこないのも書いてますけど。逆に抜けがある可能性も否定しませんが(汗) 要はFEコンテンツのキャラクター紹介のカップリングとまったく同じです。 また、この作品は他の作品とも若干リンクしているところがあります。特に、同じ長編の『絶望の序幕』の第一部『剣聖』、短編の『闇の神殿』は読んでいただけるとよりいっそう楽しめると思います。 では以下、章ごとに簡単に解説していきます。 |
第一部:流転 第一部は、ほぼFE聖戦の前半(序章〜五章)を描いています。といってもシャナンの視点ですから、かなりゲームとは違った視点になっています。 最初はまだシャナンの父マリクルも祖父マナナンも健在で(といってもこれから戦いに赴くのですが)、アイラがマリクルに頼まれてシャナンを連れてイザーク王国を出奔するところから始まります。そしてシグルドたちと出会い、そして彼らの戦いに巻き込まれ、やがてアイラはその戦いの中で結婚、子供を授かり、そして最後のバーハラの戦いへと……と。 シャナンの視点以外に、描写の都合上アイラやホリンが目立ってますが。この第一部に限れば、主役はむしろアイラだと思います。 以下、話数ごとに簡単な内容をサブタイトル風に列挙します。 1.イザーク脱出 2.シグルドとの出会い 3.傭兵ホリン 4.ディアドラ失踪 5.アイラvsエルトシャン 6.アグストリア動乱終了 7.シレジアでの平和な日々(アイラの結婚式) 8.双子誕生 9.シレジアでの戦い 10.リューベックの戦い 11.イザークへ と、ここまでで第一部完です。実際にはシャナン達がイザークに旅立ってからしばらく、シグルドたちの戦いは続きますが、それをシャナン達が見ることはありませんでしたから。というわけで、ここまでが第一部となります。 |
第二部:雌伏 この第二部はほぼ完全にオリジナルとなります。イザークへと逃れたシャナン達が、どうやって十七年間生き延び、そして戦いの準備を進めていたのかを描いています。ほぼ、というのは、確か昔ISの公式サイトだったかで、シャナン達が元イザーク王家剣術指南役に助けられた、という記述を見たことがあり、それを参考にしました。逆に言えばそれだけです(オシーンというのがトラキアのオーシンと名前が似てるのは参考にした原典が同じなための偶然です。オシーンを登場させたとき、トラキア776はまだ未発表でしたので(^^;)。 この第二部は、実際にはシャナンが九歳から二十六歳まで一気に成長しますので、実際の期間としては非常に長い期間を描いています。また、この『永き誓い』において、結果として(コラ)もっとも重要なキャラクターの一人となったフェイアも、ここで登場します。 以下、話数ごとに簡単な内容をサブタイトル風に列挙します。 12.毒刃に倒れるオイフェ 13.イザーク王家剣術指南役との出会い 14.ミデェール生還、バーハラの悲劇の情報 15.ミデェール戦死 16.ホリンの縁者との出会い 17.ヨハルヴァとラクチェの出会い 18.ティルナノグへ――フェイアの死 19.ドズル兄弟とイザーク兄妹の再会 20.ドズル兄弟とイザーク兄妹 21.セリスらの初陣 22.縁者との出会い 最後の22話は、実はトラキア776の話を一部使用しました。せっかく縁者出てきてますものねえ。というわけで。 |
第三部:転戦 全五部中、一番長いのがこの第三部です。いや、単に切りどころがなかっただけなんですが……。 この話から、ゲームの後半の内容へと突入していきます。バルムンクを手に入れたシャナンの化け物っぷりを堪能してください(笑) また、軍隊移動がメインになる関係上、オイフェやレヴィンの出番も多くなっていってます。 以下、話数ごとに簡単な内容をサブタイトル風に列挙します。 23.バルムンクの情報、ティルナノグ出発 24.イード神殿 25.バルムンク継承 26.パティの正体 27.セリスたちとの合流 28.ダーナ攻略戦1 29.ダーナ攻略戦2――黒き魔剣との激突 30.アルスター攻略戦 31.レンスター到達 32.コノート前哨戦――ファバル登場 33.コノートの戦い1 34.コノートの戦い2 35.つかの間の休息1――パティの横顔 36.つかの間の休息2――恋人未満達の休日 37.ターラ奪還戦前夜 38.ターラ奪還戦 39.トラキア王の最期 40.トラキア攻略 41.雪の中の休息 改めて列挙するとホントに長いですね。とりあえず、グランベルに入るまでは、と思っていたのですが。 最後のほうで、シャナンとパティは……恋人っぽくはないですが、かなり仲良く……というんだろうか、これは……(ぉ |
第四部:進撃 タイトルからして辛い第四部ですが(ぉ ミレトス地方への進撃から始まり、フリージ攻略までを含んでいます。 この部が終わるころには(というかエッダ攻略戦の後で)シャナンとパティは大体『結ばれておるようじゃ』……の一歩手前くらいまではいってる、はず(笑) 以下、話数ごとに簡単な内容をサブタイトル風に列挙します。 42.ペルルーク攻略 43.ユリア、攫われる 44.ペルルークの死闘 45.ミレトス踏破 46.シアルフィ奪還、激闘の幕開け 47.エッダ攻略戦1 48.エッダ攻略戦2――パティの死闘 49.ドズル攻略戦1 50.ドズル攻略戦2――スワンチカの恐怖 51.ドズル攻略戦3――新たなる継承者 52.最後の戦いへ この辺りはほぼゲームどおりです。ただし、私の創作においては、継承者というのは普通の人間とは比較にならないほど強力です。そのため、ブリアンもスカサハとラクチェの二人がかりでも、大苦戦してもらってます(笑) |
第五部:剣聖 いよいよラストです。 話ももうラスト、ということで、やや短めではありますが、一応集大成……のはず、多分(ぉ 以下、話数ごとに簡単な内容をサブタイトル風に列挙します。 53.傀儡のユリア 54.時の停止の封印 55.十二魔将ノイン――残酷なる再会 56.永劫の別れ 57.暗黒の教主――無限の闇 58.再び、戦場へ 59.真の剣聖の力 60.永き誓い 以上で終わりです。 無理矢理サブタイトルつけてみましたが……わけ分かりませんね(マテ) ま、参考にはなるかな〜と。多分(コラ) とりあえず、読むときの指針になれば幸いです(^^; |