『永き誓い』の裏話




永き誓い(作成時期:1997年12末頃〜)


 『新たなる道』が評判よかったのに調子に乗ったか、年末から書き始めたシャナン主役の小説です。「え?!これってホリンとアイラの話じゃなかったの!?」と思う方、多分かなり多いと思いますが(爆) 現在公開している段階(六話まで)だとそう思われても仕方ないかも(汗) 本当は前半なんてさっさと終わって後半の話に入るはずだったんです。が……気がついたらどんどん長くなっていて。このまま行くと、本筋(後半)に入ったらどうなるのか、想像できなくなっています(爆)

第一話・第二話(作成時期:1997年12月末)

 公開初期に来た方は……もしかしたら知っているかもしれませんが、第二話までが初期では第一話でした。その後、一話あたりのファイルサイズを15kb前後にしよう、となったため分割されました。確か、この話までは一気に書いた記憶があります。アイラがシグルドの仲間になるところまでですね(^^; 気付いた人、多いと思いますが、アイラが仲間になるところのくだりは、藤森ナッツさんのFE聖戦のマンガのパクリです(爆) ま、商業誌じゃないし(撲殺) あとは勢いで書いたのでよく覚えていないです。今見るとへっぽこ文章が多いなぁ、と思うのですが(いや、今もへっぽこですが^^;) 個人的に、イザークの臣従の儀式はお気に入りです(笑)

第三話(作成時期:1998年1月)

 ここまでがホムペ公開前に書いていた分……だったと思います(汗) この辺、記憶がかなり怪しいです(^^; とりあえずアイラのお相手、ホリンの登場です。ゲームだと闘技場で勝ち抜けば仲間になりますが、実際、軍事行動しているシグルド達が、金を賭ける闘技場にそうそう行くはずもなく、傭兵、という形で仲間になっていただきました。ホリンがアイラと互角のはずはない、という意見……なくもない気もしますが、この際それは気にしないで下さい。また、アイラと互角だったホリンがシグルドにあっさり負けているのは、私の趣味です(爆) もとい、神器の継承者、というのが普通より遥かに強いと思っているからです。まぁあの対決ではお互い本気で相手を殺すつもりがないので、実際に勝負したら分からないですが(^^; 勇者の剣のイベントも変えました。まだ知り合ってそう経っていないのにいきなり渡すのもなんかな〜と思ったので。どうでもいいけど、うちでは勇者の剣はホリンに返します。だってアイラ連続あるし〜(爆)

第四話(作成時期:1998年7月)

 この回は主役はもちろんシャナンです。一応、全体の主役はシャナンなのですが、ま、前半はアイラの方が目立つのは仕方ないですね。でもこの回はもうシャナンです(爆) あと、この話の目的は、シャナンがディアドラを『母』だと感じてもらうようにすることでした。でないと、第一話の冒頭が成立しないので(汗) この回でディアドラが攫われるのは決定事項だったので……本人はうまく言っていると思っていますが、はてさて、どうだったでしょうか?
 シャナンが、ディアドラの攫われる現場に居合わせるのはもちろんオリジナルです。実際だとずっとアグスティ城の中にいますからね。でも後々のために、シャナンには目の前でディアドラを連れ去られてもらいました(鬼) まだ七才程度なのに強すぎないか?という意見もあるかも知れませんが、私はシャナンはこのくらい強くていいと思っているので(^^; 贔屓しまくり(笑)また、ここでマンフロイとの因縁が欲しかったので……(^^; フッフッフ。最後は……(謎)

第五話(作成時期:1998年8月)

 今度は一転して主役はアイラです。シャナンのことを大事に思うあまり、独断先行……とまぁ、アイラならやりそうかな、と。もっともミもフタもないことを言うと、アイラはゲームでは単独でエルトシャンを斬れたりしますが……その意見は黙殺(爆) 私の小説でまともに神器が振るわれたのはこれが初……かな?ブリギッドの話の方が先だったかも知れませんが(汗) とにかくエルトシャンは強いです。私の中ではあのぐらい。アイラじゃ手も足も出ません。ついでにちょっとネタバレかましますと、アイラの使っている流星剣も不完全です。というか……完全な流星剣はバルムンクを装備した時のみ……(^^; この辺はまたずっと後で(^^;
 とにかく話の目的はホリンの半殺し(爆) だってこうでもしないとあの二人をくっつけるなんて難しすぎですよ(笑) ちなみに、ミストルティンですが、直撃はしていません。それだと、ホリンは腰斬されて即死してます(爆) で、この後しばらく更新がなかったものだから、これの続きを楽しみにしている人を、ものすご〜いやきもきさせたみたいで……どうもすみませんでしたm(_ _)m

第六話(作成時期:1999年1月)

 ほぼ半年ぶりに書かれた続きです。8000記念として(^^; とりあえずホリン生かしておかないと(笑) あれだけの重傷を治せるのは、やっぱりクロード神父しかいない、ということで、ゲームと多少順序が狂いましたが神父様に出てきてもらいました。なんかこの人、書いていて面白かったです(^^; で、このタイミングで出てくる以上、当然ティルテュが出てくるのですが、やけに好評でしたね(^^; 作者としてもちょっと嬉しかったです(^^)
 最大の目的はアイラがホリンに惚れてくれること(笑) ホリンは言わないだけでずっとアイラのこと好きですから(^^; お互い、あまり喋らないから苦労しましたけど、なんとか上手くいっているかな、と思っています。やっぱり私に恋愛がらみは書けませんね。駄目過ぎ(爆)

第七話(作成時期:1999年1月)

 本当はこのくらいまで第六話に入れるはずだったんですが……無理ですね。これ、『永き誓い』の中ではここまでで一番長いです。一番短い四、五話の1.5倍……(汗) ちなみにコメディ入っています。どうしてもこうなってしまうんですよ……お許しをm(_ _)m ホリンの身分については、よく考えたら神聖な結婚式で偽るはずないんですよね。というわけでこの段階で明らかになって頂きました。しかし書いていて思ったこと。エスリン……女性キャラ最強なんじゃ(爆) ラケシスの力が強いのは、ヘズルの血をひいているからです。あれ、STR+30%のボーナスがあるから……(^^; 気付いた方、いるかも知れませんが、「新たなる道」の結婚式と一応同じシチュエーションです。

第八話(作成時期:1999年3月)

 暇な時にちまちま書いていたら出来上がってしまったので予定外で更新された第八話です。前の話のほぼ半分だけど(爆) メインはもちろんスカサハとラクチェの誕生ですね。で、そのなかでシレジアの動乱の気配を匂わせつつ……と。レイミアって実は敵キャラではわずか3人しかいないソードマスターなんですよね。弱いけど(爆) でもせっかくソードマスターがいるのだから、ということで多少は出番を持ってもらおう。斬られてくれ(爆) でもこの後アイラ、闘いに赴くのか……元気だなぁ。エスリンとかもそうだけど(笑)

第九話(作成時期:1999年3月)

 書き終えて思ったことは「この話、ホリンファンのための話か?」でした。ま、いいか。どうせ最後の見せ場だし(爆) レイミアの設定はもちろんオリジナルです。でも彼女の髪の毛の色だと、イザーク人というのはあり得ると思いましたので。ホリンの月光剣の出番がないので彼女を出したとも言いますが……(^^;
 女性が出産後に体力が落ちるのかどうかは実は良く知らないです(爆) でもまぁ一年近く鍛練もしていなかったし、ということで(^^; いよいよ次で5章に入ります。やっとシャナンが完全にメインに……といってもまだなんだよなぁ。ちなみにまだ全体の1/4も終っていないという……(爆死)

第十話(作成時期:1999年5月)

 ものすごく忙しくて全然続きが書けない中、どうにか書き上げました。昼休みに書く、ということを覚えたのですが、ちょうど早めに仕事が上がれた日があったのでその時に一気に。ちょっと全体的な構成がちぐはぐした気がしてしまったのですが(汗)
 ホントは話のメインはランゴバルトVSアイラ&ホリンになる予定だったのですが、バイロンとかだしたらなんかそっちで半分ほど持っていかれていますね(^^; また、レックスとランゴバルトのやりとり、というのも欲しかったので入れてしまいました。まあ長さとしては適当かな、と。ランゴバルトとシグルドの戦いはあえて書きませんでした。これは、また別の機会に……っていつなのか分からないですが(汗)
 ランゴバルトが月光剣を受けたことがあるとか、バイロン・レプトール・クルトの3人でマリクル一人に圧倒された、とかは実は別の小説……というか未公開の『剣聖』で書いています。これは、一周年で公開する予定ですので、もう少しお待ち下さい。データはすでにあるんですけどね〜(^^;

第十一話(作成時期:1999年6月)

 よう〜〜〜やく前半が終りました。長かった……予定の約2倍……(汗) これでやっとシャナンが主役になったような気がする(^^; 誰がなんといおうと、これはあくまでシャナンのお話ですから。ついにシグルド達と別れ、オイフェと共にイザークへ向かうシャナン。ゲームでは明らかにされませんが、スカサハ達とかまず間違いなくついて来ているし、エーディンも多分このときに一緒に行ったんじゃないかな、と思ったので走しました。エーディンはフィノーラ制圧後でもいいかな、とも思ったのですが、彼女が後から追いつく、というのも考え難かったので(^^;
 とりあえず決めてあったのはシャナンのラストのセリフ。あれが、シャナンの決意の強さを表している……つもりです。それから、ここまでを便宜上第一部、としてまとめます。そろそろ「図書室」に全部置いておくのが辛そうなので。また、第一部の副題として、「流転」とかしゃれてみる予定です。ちなみに全四部の予定。次は「雌伏」です。イザークで17年間過ごした日々のことを書いていく予定なので。大体の話の流れも決まっていますので、そうかからずにお届けすると思います。


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