おススメの本♪

このページは私が読んで面白かったなぁ、と思った本をいくつか
不定期にいろいろ紹介していきます。不定期、ですので、たまに
見てやってください(^^;



銀河英雄伝説
既刊 1〜10巻+外伝1〜4巻(続刊?)
著者 田中 芳樹
出版社 徳間書店
形態 新書・文庫・愛蔵版
 大抵の人は知っているんじゃないでしょうか。歴史小説のような形式を取った小説で、架空歴史小説とでも呼ぶべきものです。はるかな未来、人類は宇宙へと乗り出し、いくつもの居住可能な惑星を発見し、そこを新たな大地として生活していました。しかし人類の歴史とは戦争の歴史。そしてこの時代の戦争は広大な宇宙空間で繰り広げられるものでした。人類の二つの陣営、銀河帝国と自由惑星同盟に同時期に二人の天才が出現しました。この小説は彼らの織り成す歴史です。
 田中芳樹の出世作といっていい作品で、数少ない、完結したものです(笑)
 登場人物が魅力的かつ多彩で、非常に読みやすく、また展開のテンポがよくて誰が読んでも面白い、とおもえるんじゃないかな、と思ってます。ちょっと長いですが(^^;
 コミック版も存在し、そちらは道原かつみ先生が描かれています。こちらも継続中です。



アルスラーン戦記
既刊 1〜10巻(続刊)
著者 田中 芳樹
出版社 角川文庫
形態 文庫
 強国パルスの王太子アルスラーンは初陣でいきなり歴史的な敗北を体験し、祖国は蛮国に蹂躪されてしまう。しかし彼は多くの仲間に助けられ、祖国奪還の戦いをはじめるのだった。
 前述の銀河英雄伝説と同じ作者の架空歴史小説です。設定はがらりと変わって中世ペルシア風。登場する国家はすべて架空の存在です。二部構成で、現在一部は7巻で終わっています。二部が始まったのですが、作者の慢性遅筆病(爆)のため、数年に一回、続きが出る程度です。この小説も魅力的な人物がたくさん登場するのですが、銀河英雄伝説と違って、やや一個所に集中し過ぎじゃないかな、と思わなくもありません。ただ、娯楽小説としてはこの方がいいかもしれません。文体等、非常に読みやすいので、これもお勧めです。
 また、とりあえず二つ挙げましたが、田中芳樹先生の作品はどれも読みやすく面白いので、機会があったら手にとってみて下さい。欠点は、とにかく遅筆なことです(笑)



十二国記
既刊 1〜7巻
著者 小野 不由美
出版社 講談社
形態 文庫
 ごく平凡な女子高生、陽子は突然自分を「主」と呼ぶ「ケイキ」と名乗る者によって異世界へと連れて行かれた。そこは昔の日本や中国のような世界が広がっていた。彼女はそこで自分の本当の正体を知ることになる。
 設定的にはよくある話なんですが、大変面白いです。世界観の構築が緻密で、また描写が上手く、読みやすいです。これも、誰が読んでも面白いものだと思います。タイトルがちょっと読みにくく、覚えにくいのがなんですが(^^;
 この作者も遅筆だよなあ……ってか遅すぎ。何年新刊出ていないんだろう……(遠い目)



ロードス島戦記
既刊 1〜8巻(完結)
著者 水野 良
出版社 角川書店
形態 文庫
 ファンタジー小説で国産の中ではもっとも有名なものの一つでしょう。聖騎士を父に持つパーンの成長物語、といってもいいかもしれません。文章的な魅力は前のものほどではないですが、ファンタジー小説の切り口としては分かりやすく、お勧めできます。
 現在、新たなる世代(スパーク)を主人公とした「新ロードス島戦記」が刊行されています。



笑う大天使(ミカエル) 他
既刊 たくさん
著者 川原 泉
出版社 白泉社
形態 コミックス(単行本)・文庫コミック
 紹介したいのは本単独ではなくこの作者の書いた本全般。出版社を見れば分かる人は分かると思いますが「はなとゆめコミック」…いわゆる少女マンガの大棚の一つですね。しかし。このマンガを果たして少女マンガでくくるのはどうかと首をひねります(笑)
 とにかく内容が非常に楽しい。確かにどことな〜〜〜〜く少女マンガらしさ(恋愛絡み)も見られなくもないですが…そんなん最近の少年マンガだって普通にあるし。とにかく一度読んでください。めっちゃ面白いですから。特に上に挙げた「笑う大天使」はおススメです。



ファイアーエムブレム〜暗黒竜と光の剣〜
既刊 1〜12巻(完結)
著者 箱田 真紀
出版社 エニックス
形態 大判コミックス
 ある種、私の人生にものすごい影響を与えた作品です。いや、大袈裟でなくて。このマンガがなければ、私はここまでファイアーエムブレムにはまることはまずなかったでしょうし、当然ホームページも作ってません。それどころかネットだってそれほどやらなかったでしょう。
 ストーリーは紹介する必要すらないですね。アカネイア大陸の『王の中の王』マルスの物語です…が。ゲームのストーリー半ばで終わってしまいました〜(号泣)
 私としてはぜひぜひ完結させて、紋章の二部もやって、ついでに聖戦も描いて欲しかった(無茶)
 ちなみにマンガ家の中で一番好きな人は?と訊かれたら、私は迷わず箱田先生を挙げます。ええ。もうこの人の絵、ものすごい好きなんです(^^)
 今はエニックスの別雑誌で『ワールドエンドフェアリーテール』(直訳すると終焉の御伽噺?)という作品を連載中♪



彼方から
既刊 1〜14巻(完結)
著者 ひかわきょうこ
出版社 白泉社
形態 コミックス
 やっぱり少女マンガに分類されてますが…かなり人気あるんじゃないかと。また、別に少年マンガ…といわないまでも誰が読んでも面白いと思えるものだと思います。基本は異世界冒険ファンタジー。
 突然異世界に飛ばされたごく普通の女子高生である立木典子は、その飛ばされた先の異世界では『目覚め』と呼ばれる特別な存在だった。『目覚め』とは、その世界において最大の破壊力を持つといわれている『天上鬼』を『目覚め』させる存在であり、その『天上鬼』の力を得ようとする様々な国から、彼女は狙われることになる。そして彼女を助けたのが他ならぬ『天上鬼』になるという宿命を持ったイザークであった。はじめ、典子を殺すつもりだったイザークだが、共に旅を続けるうちに互いに惹かれ合うようになる…。
 展開は結構お約束ですが、私はこういうのがとっても好き(^^)
 ちなみにこのイザーク、というのはFEのシャナンのモデルになったといわれています。ナバールじゃなかったんです、モデル。だから国名がイザークになったとか。お約束のストーリーが好きな人はぜひぜひ拝読を。
 ちなみにひかわさんのコミックスでは、あと『荒野の天子ども』『時間を止めて待っていて』『それなりにロマンチック』のシリーズ(西部劇)も面白くておススメです♪



ここはグリーンウッド
既刊 1〜11巻(完結)
著者 那州雪絵
出版社 白泉社
形態 コミックス(文庫版あり)
 これは……まあ分類は少女漫画ですが、ご存知の方は多いでしょう。というか私の周囲、ほとんど知っているんですが……(^^;
 緑林寮という一流進学校(男子校)の寮に入った蓮川一也が、強烈な個性を持つ寮生に囲まれてすごす学園モノ……というよりは寮生活モノ。学校が舞台になることも当然多かったですが、どっちかって言うと寮がメイン。話の詳しいことは……読んでください。いや、ホントに面白いです。
 ちなみにこれは、私が初めて手に取った少女漫画でもあったりします。昔、ビデオ屋でこれのOVAのパッケージをみて、ちょっと気になっていたところで、なぜかこれの原作が図書館にあったので読んでみたら面白くて……で、全巻古本屋で購入。当時はまだ貧乏学生だったので(^^;
 とりあえず、ちょっと腐女子系のネタ(?)もありますが、大体は男女問わず楽しい漫画だと思います。少女漫画の導入としてはいいと思うんですが……どーでしょ?



みかん絵日記
既刊 1〜14巻(完結)+特別編1〜2巻
著者 我孫子三和
出版社 白泉社
形態 コミックス(文庫版あり)
 オレンジ色のスーパーキャット登場っ(ぉ
 というわけで立っておしゃべりして文字も書けるすぅぱぁキャットのお話です(爆)
 取り合えずネコ好きにはたまりません(w なんつーか、とにかくネコ好きな人はおススメ。
 ちなみに私はアニメから入りました、これは。このアニメもかなり出来がよかったです……(うっとり)。それで、原作買い集めたわけですから。
 ちょっとだけないよう説明も(ぉ
 なぜか話せるオレンジ色のネコみかんは、はじめその特殊能力(?)ゆえに色んな人に追われたりして、そして草凪家に拾われる。で、ここで話すネコでも受け入れられて、そしていつの間にか字まで練習して、ついに絵日記をつけ始め……と、まあそういうお話。あとは周囲のネコや人間達とのほんわかしたお話ですね。
 とにかくネコ好きならこれはぜひぜひ呼んでくださいにゃ♪<あれ?





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