総括後書きというかキャラ語り





ザヴィヤヴァ
 zukさんからのお預かりキャラクター。
 本人は気にしてましたが、比較的扱いやすいキャラクターでした。この話の舞台がトラキアというかコノートがメインなので、そこの動きを描くアクセントとして非常に便利で。で、途中で弟絡めようと思ったので、メッセンジャーで弟の名前聞いたりしましたが。
 性格の特徴づけとかが非常に簡単で、文字通り『勝手にしゃべってくれる』キャラクターになってました。命の危険のあるシーンもありましたし、実は死亡させることも考慮したのですが、彼女が死ぬ事態になったらそもそもヤバイよな、ということで、生存リストに入りました。というか、戦場に出ないために、生存リスト入りは二番目に早かったです(笑)
 戦後も、コノート城で元気に振舞う彼女がいることでしょう。アララフの後見人も多分ちゃんとした人紹介してもらえるでしょうし、一番明るい未来が待ってる一人かもしれません。あとは本人の嫁入り(笑)

クレオ・ウイエ
 各務綾羽さんからのお預かりキャラクター。
 最初は若干扱いづらいかな、と思いましたが、後述のオルヴァスと絡める事で扱いやすくなりました。真面目一徹……とまでいかないですが、要望では『宝塚的』とありましたが、どっちかっていうと『委員長的』になってしまったかもです。めがねないですが(マテ)。一緒にいたのが年長のオルヴァスだからでしょうね。こういうタイプは普通はコンビを組むのは年下なんですけど。
 フリージの上級騎士ということで、シャリンお付の一人になってもらいました。実際この戦いで、シャリンにはフリージの兵の信望を得てもらう事になってたので、それを間近で見る、という立場は便利でした。オルヴァスも同じですが。
 初っ端にいきなり死に掛けましたが、その後はシャリンの近くなのでむしろ安全(笑)。生存確定は遅いですけどね(戦場にいる限りはねぇ)
 戦後も多分フリージの騎士として務めるのでしょう。オルヴァスの事をどう思っているのかは、私も考えてません。あるいは戦後に……という可能性は……あるんだろうか?(ぉ

マズル・コーリアス
 Σさんからのお預かりキャラクター。確か一度設定変えてもらってますね、私。結果的に、ある意味主役的な扱いになりましたね。
 彼は後述のアルフィリアとの対比で、ものすごく簡単に立ち位置が決まりました。多分この戦いで一番精神的に成長したのは彼でしょう。まあ……ちょっとあんまりな状態ですが。
 あるいはアルフィリアが生き残ったら、彼女との恋話がないとは言い切れませんが……どうでしょうね。いろんな意味で憧れていたのは確かだと思いますが。
 逆腕とはいえ、腕を失ってしまったので、今後戦う事は出来ないでしょう。ただ、戦いの現実というものを痛感した彼が、今後英雄に憧れるともちょっと思いにくいですけど。十分な報酬はもらってるでしょうし、しばらくは人生は戦いとは縁のない生活を送るのではないかなあ……と。なんとなく、村に幼馴染で好いてくれてる女の子がいそうな気がします(笑)

リーリア
 佳野さんからのお預かりキャラクター。
 彼女は実は書くのは初めてではありません。ただし、その時とは設定がまるで異なります(性格とかは一緒ですが)
 彼女は最も早く死亡リスト入りしました。いつかというと、開始前(爆)。ロプトウス側と希望があったので、それは当然採用するとして……となって、前述のマズルのフラグの一つになってもらおうかと。まあ盛大に他人巻き込みましたが……。
 実を言うと、一番最初の出番でいきなりアルフィリアに殺される、というアイデアすらありましたが、さすがにそれはあんまりだなあ、ということで、ああいう風に。そのせいで、えらい強力なキャラクターになってしまいましたが。
 ある種『らしさ』は出せたかなあ、と思ってます(^^;

ジーン・フェナー
 辰崎さんからのお預かりキャラクター。
 前聖戦に参加してる、ということで、他のキャラクターとは違った感じに出来るいいキャラクターだったんですが……困ったのは『フェイアと絡む』という希望。結局最初だけちょっと話すのに留まりました。フェイアはこの戦いに参加してませんからねぇ。
 言うまでもなく公募キャラクターの中では最年長ですが、実はアルフィリアと並んで高い実力を誇っていました。あまり目立たなかったですけどね。ちなみに勝手に元妻帯者にしちゃいましたが……いや、さすがにずっと独身ってのはちょっと、と思って。
 他のキャラクターにはあまりない年長者的な雰囲気が出せればなあ、と頑張ってみたのですが……微妙かな(汗)
 戦後は、多分そのままイザークに戻るのでしょう。あるいは、ガネーシャ公となるロドルバンの補佐としてガネーシャにいくかもしれません。また、再婚の話も少なからずあるでしょうね。

カール・アドル・アイガス
 ぼけらさんからのお預かりキャラクター。
 正直に言うと、かなり扱いづらいキャラクターでした。どーも性格を掴み切れなくて。アグストリアに配置したのは、アグストリアのエピソードに公募キャラクターを登場させようと思って、彼に白羽の矢が立ちました。どっちかって言うとアルセイドやセフィアの引き立て役に留まってしまった観はありますね……申し訳ない。
 戦後はアグストリアの海軍の建て直しに尽力するのでは、と思われます。

アルフィリア
 indigoさんからのお預かりキャラクター。ある意味ではこの話のヒロインの一人。
 彼女も、前に書いた事があって、しかも実はかなりの量を書いてました。某Zさんのところにも『アルフィリア』がいますが、実質同じキャラクターです。これらについてはindigoさんの方で公開する予定がないみたいなのでなんともいえませんが(実は四篇もある)、今回の『アルフィリア』も基本的には同じになってます。年齢が若干下がってる事と、パワーダウンしてるくらいですね。そう、これでもパワーダウンしてるのです(笑)
 立ち位置や役割はホントにすんなり決定しました。一番最初のセリオ、シアとのやり取りは書いてて楽しかったです(笑)
 彼女の死亡リスト入りは、十話過ぎには決まってました。マズルとの対比で、かなり厳しいタイプのキャラクターでしたが、最後はそれが裏目に出た形になってます。
 アーウィルと知り合いである、というのはホントにぽん、と思いついて書いたのですが、結構自然に行きました。あるいは、お互いに好感情を持っていた可能性もありますが、それは分からずじまいですね。

オルヴァス・フレジア
 上南さんからのお預かりキャラクター。
 クレオとの対比でいい味を出してくれた人になりました。公募キャラクターでは二番目に年長ですね。
 どっちかっていうと、真面目なクレオに対してくだけたオルヴァス、という感じでしたが、実力は一級。『昼行灯』的なキャラクターとして書いてみました。
 それにしても、雷魔法の使い手であるはずなのに……魔法を使うシーンがほとんどありませんでしたねぇ……なぜだろう……。
 死亡リスト入りしかけたこともあるんですが(渋く死んでくれそうで<マテ)何とか生き残りました。戦後も飄々と生きているんじゃないかと思います。何回か将軍になっては降格されて、と繰り返していそうですが……。
 クレオのことは基本的に同僚であり後輩としてしか見てません。ただし、今後もそうであるかは神の味噌汁(違)

ルレーイ=ゼン
 Aosさんからのお預かりキャラクター。
 全キャラクター中、最も扱いに困ったキャラクターです。
 彫刻家という設定も、エティスと絡むという設定も、まともに使うと……出番が(汗)
 結局諦めて、ピンポイントで登場するキャラクターになってしまいました。記憶喪失というネタも……どうやっても使えないので申し訳ないですがさくっと無視させていただきましたし。というわけで作中ではただの一度もこの本名は出てきません……が。そういえば木彫り職人のはずだったのに、石彫刻になってしまいましたし(汗)
 そのポジションゆえに、生存リスト入りは最速でした。なんせエピローグのエピソードが真っ先に決まりましたからねぇ。
 というわけで、戦後、その彫刻が評価されて芸術家の仲間入り……となっていくんじゃないかと思います。

アーウィル・クロフォード
 ユーキさんからのお預かりキャラクター。
 説明部分の『雇い主と意気投合』で、ヨハンと関わる事が決まりました。彼とヨハンとのやり取りは書いてて楽しかったです。ああ、振り回されているなあ、と(笑)
 後にアルフィリアとも知り合いである、という設定が急遽追加。まあそれほど上手く扱えてはいませんが。
 なんとなくですがアーウィルはアルフィリアの容姿よりむしろその実力をより高く評価していたと思います。アルフィリアも自分ほどではないにしても、剣も魔法も扱えるアーウィルの事は、他者よりも気にしてたでしょう。友情はあったんじゃないかと。
 一人称は『俺、私、僕』を使い分けるとありましたが、『僕』という一人称を使う感じにはならなかったので『俺、私』だけ使い分けました。といっても、ヨハンが相手だとほとんど『俺』になっちゃいますけどね(笑)
 正義感が強い、というところはあまり出せなかったですね……。
 戦後は傭兵を続けさせようと思ったんですが……なんか捕まってますね(ぉ
 いっそ妹姫とくっつけてしまうエピローグを書くかとか思ったとも……まあドズルにずっといることになりそうです。そしてたまに、アルフィリアの事を思い出すかもしれません。

ウルク=フォン=ナーザ
 もろもろさんからのお預かりキャラクター。
 追加募集で応募されたキャラクターのため、配置をどうしようか、で、渦中のトラキアにザヴィヤヴァだけというのもなあ、ということでそこに配置。しかし同じトラキアにいながらザヴィヤヴァとの接触はなかったですね(笑)
 あまり個性は出せなくて申し訳ないです。マズルと関わらせたのは、なんとなくです。田舎出身、というところが共通点になったかもですね。アルフィリアとの絡みがちょっと少なかったかな、というのが残念。せっかく部下にしたのに。
 戦後は、自分探しの旅を続ける事になるんだと思います。

その他
セリオ
 一応この話の主役ではありますが、活躍は後半のみ。前半は最初以外は空気ですね(ぉ
 最強クラスの力を持つ存在ですが、その力は三神器継承によってさらにすさまじいことになります。
 実際のところ、セリオがホントに主役やる話は別にアイデアがないこともないんですが……書くことあるんでしょうかねぇ(ぉ
ティア
 この話のヒロインの一人。といっても出番は(以下略)
 彼女についてもメインヒロインでがんばってもらう話は別にあるのですが(やはり以下略)
 ちなみに彼女およびセリオの力の根源は一応決まってはいます……書くことがあるかどうかは別ですが(ぉ





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