さて。 後書きなんて毎回あったじゃないか、とか言わずにまあご一読を(爆) とりあえず全体通しての後書きってことで。
この話自体は、考えていたのは実はもう一年半程前です。1999年の9月頃。そもそ もは現在「剣聖」と題されているあの作品を書いたときから。実はあの話は、初めは 「光墜つ」というタイトルのはずだった・・・のです。このバイロンの話が後半にく っついて。 ところがあれはあるサークルさんにゲスト用として書いたもので、当時締め切りに は間に合わない、と思われたのでさっくり後半を削除。前半だけでも十分な長さであ ったことも幸いして、単独で「剣聖」(このタイトルもあまり気に入ってないのですが) というもので提出してしまいました。 で、ずっと書く機会を(主に他の連載とリクエストに追われて)逸していたのですが、 閉鎖して時間が出来たので、ということで書いてみたんですね、実は。 ちなみにこの話は「剣聖」の続編にあたりますが、実はまだ続きがあります。とい ってもストーリー的な繋がりは「剣聖」「光墜つ」があまりなかったように、次もあ りません。多分・・・公開はサイト復活後だとは思いますが、一応それで三部作、と いうつもりです。シリーズ名「絶望の序幕」として。 この時点で救いのない話だというのはわかりますね(オイ) まあネタだけばらしますが次はタイトル「バーハラの悲劇」です。はい、もうどう いう話か想像つきますね(鬼畜) 基本的テーマは「主人公サイドがひたすら死ぬ話」だったりすので(←死ね)
さて、全体の話の解説を。 読めば分かるとおり、これはゲーム中では断片的に語られるシアルフィ軍の全滅で す。ゲーム中はクロード神父が登場したときのセリフとかランゴバルトとかの言葉ぐ らいしかないですけどね。なんで相当適当に広げて書いています。多分大筋では問題 ないでしょう。ゲームと決定的に違うのはバイロンが虜囚になっていることくらい。 これに関する説明は第十幕の後書きで述べた通りです。 悩んだのはグリューンリッターの全滅をどうするか、ですね。これはゲーム中にラ ンゴバルトが「騙まし討ちで」って言ってるので・・・。まあ細部とかゲームとかな り違うからいまさらこだわるな、という話もありますが(苦笑) とりあえず好き放題書かせて頂きました。
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