グラン暦800年時のセリス達の立場について記述します。また、この前年、グラン暦799年初春、きわめて大規模の暗黒教団の信者による争乱――というより戦争が起きています。この戦争は『黒の処断』と呼ばれ、ほぼ半年以上にわたって続き、大陸全土を巻き込み、地域によっては一年経った今でもその被害から立ち直ることができていません。また、この戦いにおいて、ロプトウスが降臨した、とかそれ以上に邪悪な暗黒神が降臨した、と云われていますが、詳細は知られていません。セリス達の子供たちにも王太子等の地位にあるものがいますが、それは別に記述します。また、その地位に就いた時期ですが、特に記述がない場合、聖戦直後、あるいは二年以内にその地位に就いています。 |
グランベル王国
※フリージ公女であったリンダは、フリージ公国のシュバルツ伯爵家当主フレッドと結婚している。 オリジナルキャラクター解説 シルメリア |
トラキア王国
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アグストリア王国
※クロスナイツは、アグストリア『王国』の正騎士団となっている。 |
シレジア王国
オリジナルキャラクター解説 リゼラ |
イザーク王国
オリジナルキャラクター解説 セディ |
ヴェルダン王国
オリジナルキャラクター解説 メルオーネグランベル帝国はヴェルダンの統治は事実上放棄していたので、ヴェルダンは無法地帯であった。ただそれでも、やがてそれなりの強弱関係による支配が行われていき、やがて少数部族間で数十から百人程度の争いを繰り広げるようになる。そこへ戻ったファバルは部族の一つをたった一人で制圧。ヴェルダンの統一を行う。メルオーネはその最初の部族の族長の末娘で、彼女が協力してくれたから、最初の部族制圧を一人で行えたのである。ファバルは王に即位してからしばらくは忙しくてそれどころではなかったが、782年にやっと結婚したのである。リドゥオ、ザンテール、エルゼムルはそれぞれヴェルダンの有力豪族である。 |