10月27日
10月29日
10月28日 チジュッカの森、チジュッカの海岸
さて、再び朝の犬の散歩復活(笑)
そして今日はなんと、ネコの溜まり場を発見しました!!
いや~、凄く可愛い子がたくさん~。ここで軽く10分は足止めされた輩がいたとかいないとか(笑)
相変わらず時差の影響で早寝早起きが続いてます。まあでも、夜は少しずつ起きてられるようになってるのですが、朝はどうやっても6時前には目が覚めます……って健康的じゃん(笑)
まあ健康的といえば、朝から果物たくさん食べてますしねぇ。カロリーの過剰摂取にさえ気をつければ、日本より長生きできる気がする(笑)
さて今日は、父が買いたいものがあるとかで、リオ北部にあるというホームセンターのような店に。治安のあまりよくない(というか日本基準でいうならめっちゃ悪い)北部にそんな大きな店……と思ってたのですが。
ちなみに行く途中で撮ったマラカナンスタジアムの写真。車の中からで、かつ移動しながらですから写りはイマイチですけど(汗)
果たしてそこにその店はありました。店というか……まさに『センター』
日本で言えば、まさにホームセンターという場所が。しかも……めっちゃでかいし。
父の目当ては来客用シャワー室に取り付けるシャンプー棚だったんですが……これが意外に高い。っていうかこれに限るなら、日本のが安いかも、とも思ったのですが。
日本に比べてまず安いのが、いわゆる屋外用のランプ。街灯みたいなタイプですね。庭とかにあるとちょっとおしゃれに見えるやつ。これがありえないほど安い。安いのだと1500円もしないようなものまでありました。おいおい。
あと、さらに安かったのは植物。いわゆる鉢植えです。
後で日本に帰ってきてから値段見比べて見ましたが、ほぼ6~10倍でした(汗)
小さな花の鉢なら、1つR$1……つまり50円ほど。おいおい。
というわけで父はなんかいっぱい買ってました。ガーデニング好きだったしねぇ。
で、次はチジュッカの森へ。
ここは、リオ市内にある保護地区というかで、北部と南部の境にもなっている場所です。ちなみに標高はかなり高くて、大体500m以上。リオ市内でも最も気温の低い場所らしく。
若干道に迷いながら、親切なブラジル人のおじさんに道を教えてもらいつつ、無事チジュッカの森へ突入。確かに涼しい……って言うか寒いくらい。で、そこにある滝、どっかで見覚えがあると思ったら、かつて学校の遠足でここに来てました。この前で撮った集合写真が卒業アルバムにありましたよ。
とりあえず、その滝の前で写真撮影、と。
チジュッカの森の滝。イグアスとかとは比べるのが間違いですが、でもとても涼しげでしょう? っていうか実際ここはとっても涼しい……というより寒いくらいでした。
お腹もすいてたしということで、滝の前にあるレストランで食事することに。
で。ここで鶏肉料理を二つ頼んだのですが、そのうちの一つ、鶏肉のフライがめちゃくちゃ美味しかったんです。
料理する方は分かると思いますが、通常揚げ物というのはどうやってもある程度肉が固くなってしまいます。ところが、この鶏肉のフライ、多分お箸でも裂けたんじゃないかと思うほど柔らかで美味しくて。実はブラジルにいる間に食べた料理では、一番美味しいと思ったのはこれでした。
作り方を聞いたところ、なんでも鶏肉を思い切りハンマー(というか木槌?)でぶっ叩いてるとのこと。あとはスパイス混ぜた衣をつけて揚げるだけらしいです。でもホントに美味しかった~♪
さて、お腹もいっぱいになったところで、今度はヴィスタ・デ・シネーザ(Vista de Shineza)へ。直訳すると『中国人の見晴台』ということで、名の通り非常に眺めが良いらしい……ということで。というわけで延々チジュッカの森を抜け、さらに山を下りかけたところで、発見。あったのは中国風の東屋。なるほど、これが『中国』とされる所以ですね。
実際眺めは素敵でした。というか、地上からコルコバードとポンジアスーカルを一度にフレームに入れられる場所が、ニテロイ以外にあるとは思わなかったです。
かなり珍しいと思われる、コルコバード、ポンジアスーカルを後ろから撮影した地上からの写真。多分こんなアングル、ヘリコプターでも使わない限り、そうそう撮れないと思います。
同じ場所から、ラゴア方面。正面の山の向こう側はコパカバーナになります。
背後からのコルコバードのキリスト像のアップ。この写真でも、結構大きいことは分かりますし、すごい山の上にあることも分かりますね。
同じくポンジアスーカルのアップ。砂糖パンにたとえられるあの山の異様さがわかりますねぇ。
さて、一通り景色を満喫した後は、そのまま道なりに突き進むと、一気に山を降りてサンコンラード(São Conrado)海岸へ。スペル見れば分かると思いますが、正確には『サンコンハード』となります。
この海岸はあまり知られていませんが、レブロン海岸の先、チジュッカ海岸(Barra da Tijuca)の手前にある海岸で、ちょっと小ぶりですが綺麗な海岸で、今もあるかは分かりませんが、フラメンゴの合宿所がここにあったみたいです。
上空から……ではなく、そのサンコンハード海岸の後ろに聳え立つ山からの写真。これはズームもほとんどしてません。つまり、こういう距離にこれだけの高さの山があるんです。
で、ここからさらに西へ進んでチジュッカ海岸へ。ここはリオ近辺では最大の大きさを誇る海岸で、軽く10km以上あります。私の記憶する(つまり20年前の)ここは、本当に何もなくて、イタニアンガという名前のゴルフクラブがある以外、あとは川沿いに家がある程度の、いわば雰囲気のいい田舎町的な場所だったんですが……なんかあちこちに軽く20層以上あるマンションが林立してますよ。いや、話には聞いてたのですけど……ホントにびっくり。
まあこれには事情があります。
リオといえば美しい海と山。しかし、それを満喫できるフラメンゴ、ボタフォゴ、コパカバーナ、イパネマ、レブロン各海岸はもはや開発は限界。建っているマンションは、そのほとんどがおそらく20年前から存在するはずです。しかし、やはり美しい海の見えるマンションに住んでみたい、という欲求は、日本人もブラジル人も同じです。というわけで、海岸線を求めてこのバッハダチジュッカまで来たわけですね。実際、帰宅してから新聞に挟まっているという広告を見せてもらいましたが、まああることあること。マンションの宣伝がたくさん。
途方もなく交通の便は悪いですけどね。といってもまあ専用バスもあるようで。
このあたりのマンションは、大体8~10くらいが一箇所に固まってます。何かというと、そこでコンドミニアム(ここでは共同管理区域とでも訳すべきかな)を形成してるんです。で、そこから専用バスがリオ市街に向けて出てるんですね。
前にも書きましたが、リオは完璧なまでに車社会で、電車も地下鉄も満足にありません。日本みたいに、とりあえず電車が通じてるなんてことはなく、観光には便利とガイドブックにもある地下鉄は、実はコパカバーナまでしか来てないんです。そろそろイパネマの端っこには来るらしいですが。
あと、このあたりのマンションはどちらかというと海岸と平行して流れる川沿いに建っているのが多かったですね。確かに海だと、ここは大西洋ですから波やら風がちょっと……。
そしてここで、イタニアンガクラブへ。
ここはかつても父が所属してたのですが、リオでも有数の高級ゴルフクラブで、実際その年会費とか聞いたらべっくらしたくらい、つまり日本人の金銭感覚から見てもかなりの額が要求されるクラブ。ただしその分中は安全です。
ここは子供用にプールも併設してあって、家族で遊びに来て、子供はプール、親はゴルフという楽しみが出来るわけで、実際私もここに何回来たかは覚えてませんというか数えることすらおそらく無意味です。それほどの回数来てます。また、安全でもあるのも間違いないですね。子供だけで放置できるわけですから。余談ですが、ここのプールサイドにある軽食処のmisto quente(ホットサンド)とLinguiça con cebola(あら引き肉ソーセージの玉ねぎ炒め)は絶品だったを覚えてます。さすがに頼みませんでしたが(笑)
ちなみにプールはすっかり改装されてました。といっても、ごく最近らしいですが。あとはホントに記憶のままのイタニアンガでした。懐かしかったし、相変わらず素晴らしく綺麗だと思いました。いいなぁ……しみじみ(何)。こんなところでゴルフ毎週やってたら、そりゃ上達もするよなぁ
ここではアイスクリーム(こちらではsorveteと言います。ちなみにアイスキャンディータイプはpicoleです)だけいただいて撤収。時間があったら丸一日来たかったかも(ぉ
イタニアンガクラブの中。見える建物は、ゴルフをしにきた人以外(つまり連れられてきた子供や奥さんとか)が食事するための軽食所とでも言うべきとこです。
イタニアンガクラブのに来てた人々。こういう子供でも普通に入れるのが、日本のゴルフクラブとの大きな違いでしょう。また、こういう子供が遊ぶためのスペースとして、プールもある上、なんとフリーで回れるゴルフコース(子供でもOK)もあるんです。私もかつて、ゴルフやらせてもらいました。
そして次は巨大なショッピングセンターへ。これもかつてはこんなところには一つもなかったシロモノです。ノリ的には日本でも最近流行っている郊外型ショッピングモールが近いかもですが、こちらはより巨大だと思います。
まあ、あまり買うものはなかったのですが……ふと思い立って、ここで私の職場へのお土産だけ購入しました。ゴイアバという果物のお菓子。それなりには好評でした。
さて、そのまま来るまでバッハダチジュッカを抜け、ヘクレイオ(Recreio)という場所へ。父曰く『江ノ島みたいな場所』とのことでしたが、なるほど納得。距離的にも東京から江ノ島くらいは移動してるかも。
ちなみにこのあたりになると、マンションのつくりがかなり変わってきてます。
チジュッカ海岸にあるマンションは高層のものが非常に多かったのですが、このあたりは高くても6層とかそのくらい。また、ベランダが非常に広く、かつ柵がガラス張りでした。どうやらベランダがあるというマンションがまず新しいタイプらしく(父の家にもありますが、あれはつまり当時としては先進的だった)、さらに最近そのベランダが広くなる傾向にあるようです。もう一つの部屋というくらいに。で、さらにこのあたりはみんな低層。これは景観を重視したんだと思います。多分、法律で規制されているのではないかと思いますし。
しかしこのあたりは、交通の便はお世辞にも良くないですが、でも買い物ならショッピングセンターがあるし、仕事場への交通さえなんとかすれば、マンションは文句なしに広いので良い場所です。ドロップアウトしたら住んでみたいかも(マテ)
さすがにリオを離れるのもこのくらいが限界ということで、一路リオへ戻ることに。
せっかくだからと途中、レブロン、イパネマ、コパカバーナと寄ってみたり。
途中、レブロン海岸の端やコパカバーナ海岸の端っこで一休みしたりして、さすがにそのあたりで、もうすっかり暗くなってきたので帰宅しました。
レブロン海岸の西端から海岸を一望した写真。この海岸は、特に弧を描くこともなく、まっすぐに伸びた海岸線を持ってます。
こちらが有名なコパカバーナ海岸。って、砂浜が見えませんが、こちらは大きく弧を描いているのが分かりますね。ポンジアスーカルも後ろも見えますし。
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