10月28日 10月30日

10月29日 ざ・買い物その1 ヒッピーフェーラ



 今日も今日とて犬の散歩+ネコと戯れモード(爆)
 や、でもネコの可愛さはやはり万国共通ですよっ(力説)
 そして今日は、お土産まとめ買いの第一弾です。
 目指すはレブロン地区、ヒッピーフェーラ。
 フェーラというのはまあ青空市場とでも言うべきものでしょうか。広場に、テント広げていろんなものを売る市場で、通常は生鮮食料品とかを扱うものを『フェーラ』といって、日曜日以外の曜日毎にリオの各曜日ごとに決まった場所で市場を開くのです。ちなみに新鮮で安いのですが、まあこれは後で語るとして。
 ヒッピーフェーラは同じく青空市場には違いないのですが、工芸品とか絵とかを売る、いわばお土産品のフェーラです。フリーマーケットというと分かりやすいかな。ターゲットは主にリオに住むそこそこの富裕層や国内の観光客だと思います。海外の観光客も結構来るそうです。日本の旅行代理店とかの情報にはあまり載ってませんが。
 ブラジル、というとたいていの人がまずコーヒーを思い浮かべると思います。ただ、女性だとやはり『宝石の国』というイメージもあるのではないでしょうか。実際、ブラジルはもう凄い種類の宝石の大産地です。
 んで。
 それ以外に、いわゆる『天然石』の宝庫でもあるんです。メジャーなところではメノウ、ラピスラズリ、ローズクォーツ、アメジスト等々……。ちなみに呆れるほど多く、しかもうっかりまぎれてたりすることもあり、昔リオ日学で、私グラウンドから取り出した石がメノウの原石だったことがあります。多分グラウンド造成する時に持ってきた土に入っていたんでしょう。
 で、まあこういう石が豊富なので、その加工品も多数あるわけですよ。まあ、そういうものを買い求めに来たんです。
 ちなみに他にも服、レース、革製品、絵画等、宝石等、かなり色々あります。
 で、とにかく買いまくりました。結婚式でお世話になった方々とかに、色々と~。メインは石の鳥です。
これはヒッピーフェーラにあったものとは違うんですが、きれいなので。ここまで高級感あるのはちゃんとしたお店に行かないとないですが、でも似たような置物は本当に多数あります。
これも同じく。ただ、こういうのって持ち帰るのが大変ですよねぇ……壊れないようにするために……。
石の鳥のほとんどを購入した店。カメラ向けたら陽気にポーズとってくれました。さすがブラジル人(笑)
 途中で一度買ったものを車において、さらにうろついたりしました。片言のポルトガル語で頑張って買い物したり。ちなみに前半は父が一緒でしたが(だから言葉の問題はなかった(^^;)
 で、とりあえず思いっきり買い物終えて、海岸をのんびり見て回ることに。というわけでレブロン(Leblon)、イパネマ(Ipanema)、コパカバーナ(Copacabana)と見て回ってレーメ(Leme)海岸へ。で、そこでせっかくなのでちょっと海岸におりました。それまでは車で海岸通を通過してただけだったので。
 ついでに豆知識というかですが、リオの海岸の、特にフラメンゴやコパカバーナは自然の砂浜ではありません。百年前は、フラメンゴは砂浜などなく、コパカバーナも今よりずっと狭かったんです(海岸線の長さはもちろん今と同じですが、砂浜の幅はせいぜい15mくらいだった<現在50m近くある)。それを、かつての人たちが砂を持ち込んで海岸を形成したんです。リオの景観は自然の美しさがもちろん最大の売りですが、ある意味では『人工的な自然』でもあるわけです。
 ただ、リオがそれでも美しいと思えるのは、それらの景観が『作られた』とは全く感じさせないところだと思います。見てすぐに分かる埋め立てとかはせず、あくまでその場にある自然の景観を活かして、より美しく見せるためのことしかやらない。ある意味、リオの街(の南部の景観)は百年間かけて作られてきた『芸術作品』なのかもしれません。
レーメ&コパカバーナ海岸。この写真だと光の都合でちょっと灰色がかって見えますが、実際には本当に真っ白の砂です。
レーメ海岸の終端。こんな感じに花崗岩の岩山があるんです。
なんか綺麗なオウムを連れてた方がいたので、思わず撮影。ちなみに、私もバードパークで大きなオウムを腕に止まらせて写真撮らせてもらったんですが、意外なほどオウムの足って柔らかくて、痛さとかまったくないです。
海岸といえばお約束(笑)。というわけで名前を刻んできました。まあ残ってないと思いますけど。
 その後、私の希望でウルカ地区へ。でもここも雰囲気良かったです。何しろウルカ地区は、入れるルートが一つしかないため、治安も多分リオでも随一の高さを誇る地区ですし。背の高い建物もほとんどなくのんびりとした海沿いの町、という感じでした。
ウルカ地区から見たガナバラ湾の奥。この日は本当に天気が良くて、ニテロイ大橋も良く見えましたね。
ウルカ地区から見たガナバラ湾の入り口。ヨットが多数ありますが、ウルカ地区の出口のすぐそばに、大きな会員制のヨットクラブがあるんですよ。

 夜は父が先日帰国した時に買ってきた日本の電気プレートで焼肉(笑)
 といっても……どちらかというと薄切りステーキだった気がする……いや、美味しかったですよ?
 あと、リングイッサはかなりいい感じでしたし。
 けどあの、芸術的なまでに薄い日本の焼肉用の肉とは、やはり違うなあ、としみじみ思いました(笑)

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